・競売後に落札者から送られてくる書類について。
・競売後に送られてくる任意明け渡し交渉について。
・明け渡し交渉後には「強制執行(断行)」に進みます。
落札後の立ち退き交渉について、下記のような手紙が送られて来る場合がありますが、これは、落札後に円満に・穏やかに物件から立ち退いて欲しいと考えておられる落札者・競落者によるものです。
一段改行
「明け渡しの際に色々と金銭面で大変でしょう。少しだけなら引越し代を見させていただきます」といった含みを持った文面です。このような申し出を無視なさると、次には強制執行・強制断行という手段に移行する可能性が出てきます。強制執行まで進んでしまいますと、交渉を持ちかけても成立は難しくなります。
競売で落札慣れした業者ですと、上記のようなお話し合いをしませんかという含みをもった申し出はしてこないことがございます。100万円近くかかる強制執行の費用を払っても、一切の引越し代は出さないという業者も実際にいらっしゃいます。上記のような申し出を受けたら速やかに交渉のテーブルに着いた方が、お客様にとっては得策かと存じます。
競売で落札された後には金融業者からの手紙も増えます。内容は「ある方に落札されてしまった、元貴殿の不動産を買い戻しませんか。資金を融資します。また落札者との買い戻し交渉を行います。」といった内容です。こういったのお申し出に関してのご判断は、自己責任で行ってください。
任意売却物件の販売を行っております。
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